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氷見温泉 vs 稲取温泉

富山湾に面した氷見温泉と、伊豆半島の東側に位置する稲取温泉。
どちらも「海の幸を味わう温泉旅」が魅力ですが、その主役は真逆の魚。

氷見は冬の王者「寒ブリ」、稲取は伊豆の宝「金目鯛」。
この記事では泉質・歴史・グルメを切り口に、この二大“海辺の温泉地”を比較してみます。


氷見温泉:寒ブリのまち

泉質

ナトリウム‐塩化物泉が主体。無色透明で塩分を含み、湯冷めしにくい“あたたまる湯”。海を望む露天風呂からは富山湾越しに立山連峰が見える絶景が楽しめる。

歴史的背景

氷見は古くから漁業で栄えた町で、温泉開発は比較的新しいもの。昭和後期から温泉宿が整い、現在は「寒ブリと温泉」を組み合わせた観光資源として定着している。

観光とグルメ

  • 観光:雨晴海岸(義経岩と立山連峰の絶景)、氷見漁港、藤子不二雄Ⓐまんがワールド。
  • グルメ
     1. 寒ブリ料理(刺身・ぶりしゃぶ・照り焼き)
     2. 白エビの天ぷら
     3. 氷見うどん

稲取温泉:金目鯛の郷

泉質

ナトリウム‐カルシウム塩化物泉。無色透明で保温効果が高い。海沿いの宿からは伊豆大島を望み、開放的な海辺の露天風呂を楽しめる。

歴史的背景

江戸時代から漁港として栄え、金目鯛は稲取の代名詞に。昭和に入って温泉開発が進み、観光と漁業の両輪で発展。現在は「金目鯛のまち」として全国的に有名。

観光とグルメ

  • 観光:稲取細野高原(春のすすき、秋の絶景)、雛のつるし飾りまつり、伊豆七島を望む海岸線。
  • グルメ
     1. 金目鯛料理(煮付け・しゃぶしゃぶ・姿煮)
     2. 伊勢海老
     3. わさび丼

共通点と対比

共通点

  • どちらも「海辺の温泉地」で、新鮮な魚介とともに湯を楽しめる。
  • 泉質は塩化物泉で、保温・保湿効果が高く“あたたまる湯”。

対比

  • 氷見=「北陸の冬を代表する寒ブリ」。
  • 稲取=「伊豆の海を彩る金目鯛」。
  • 観光は氷見が“立山連峰と富山湾の絶景”、稲取は“伊豆七島を望む海岸線と文化”。

比較表:氷見と稲取の魅力を整理

項目氷見温泉稲取温泉
泉質ナトリウム‐塩化物泉(無色透明・湯冷めしにくい)ナトリウム‐カルシウム塩化物泉(保温・保湿効果高い)
歴史的背景古くから漁業の町、温泉は昭和期に開発江戸期から漁港、昭和に温泉開発、「金目鯛のまち」として定着
観光雨晴海岸、氷見漁港、藤子Ⓐまんがワールド細野高原、雛のつるし飾り、伊豆七島の眺望
グルメ① 寒ブリ料理
② 白エビ
③ 氷見うどん
① 金目鯛料理
② 伊勢海老
③ わさび丼

まとめ

氷見は「日本海の寒ブリを味わい、立山連峰を望む北陸の絶景温泉」。
稲取は「金目鯛づくしと伊豆七島の景観を楽しむ南国情緒の温泉」。

北と南で異なる海の幸が、温泉旅をより豊かにしてくれる二大温泉地です。

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