京都の奥座敷、琵琶湖のほとりに湧く「おごと温泉」。
都の喧騒から離れて、わずか20分で静寂と湯けむりの世界へ――。
古くは比叡山延暦寺の僧たちが身を清めた“修行の湯”として知られ、
現在では、京観光と琵琶湖リゾートを一度に楽しめる関西屈指の温泉地として人気です。
この記事では、おごと温泉の歴史や泉質、観光スポット、滋賀グルメ、宿泊、そして1泊2日のモデルコースまでを詳しくご紹介。
読めば「おごと温泉のすべて」がイメージでき、旅の計画がぐっと具体化するはずです。
おごと温泉の魅力と歴史
おごと温泉の起源は、約1200年前の平安時代。
延暦寺を開いた最澄が“比叡山の霊湯”として開湯したと伝わります。
かつては「雄琴湯」と呼ばれ、湯治場として栄えました。
昭和期以降は琵琶湖観光の拠点として整備が進み、
現在では京都から最もアクセスの良い温泉地の一つに。
琵琶湖と比叡山を望むロケーションに、
伝統旅館とモダンホテルが調和する“京の別邸”のような雰囲気を持ちます。

泉質レビュー:肌にやさしいアルカリ性単純温泉
- 泉質:アルカリ性単純温泉
- 浴感:さらりとした湯ざわりで、肌がつるりとする美肌の湯。
- 効能:疲労回復、神経痛、冷え性、筋肉痛、美肌効果
刺激が少なく、長湯に向く優しい泉質。
旅の疲れを癒し、心身をふわりとほぐしてくれます。
👉 実際の入浴体験は[おごと温泉 レビュー編|京の余韻と琵琶湖の光に包まれる癒しの宿]をご覧ください。
おごと温泉街歩き・観光おすすめスポット
- 比叡山延暦寺:天台宗総本山。世界遺産にも登録された霊峰。
- 琵琶湖テラス:標高1,100mから望む絶景カフェ。
- 浮御堂(満月寺):湖に突き出たお堂。朝夕の静けさが美しい。
- ミシガンクルーズ:琵琶湖の上で優雅にランチクルーズ。
- 石山寺:紫式部ゆかりの古刹。桜と紅葉の名所。
- 大津京・日吉大社:歴史と自然が融合する京都外縁の観光エリア。
👉 滞在中は、「山(比叡山)・湖(琵琶湖)・街(大津京)」の三要素を巡ると充実します。

おごと温泉のご当地グルメ
滋賀は琵琶湖の幸と京料理の流れを組む“淡味文化”が魅力。
おごと温泉では、琵琶湖の食材と地元ブランド肉が味わえます。
- 鮒寿司:滋賀を代表する発酵食。まろやかな酸味と旨味。
- 近江牛:日本三大和牛のひとつ。ステーキ・しゃぶしゃぶ・すき焼きで。
- 湖魚料理:小鮎・ワカサギ・ビワマスなど、琵琶湖の恵みを堪能。
- 京風会席:出汁の香りを活かした繊細な味わい。
- 近江米・赤こんにゃく:地元ならではの滋味深い名産。
👉 提供例:温泉街の旅館会席・琵琶湖畔のレストラン・大津市内の郷土料理店。

おごと温泉のおすすめ旅館・ホテル
- 湯元館:露天風呂付き客室や展望風呂が充実。京滋エリア屈指の人気宿。
- びわ湖花街道:女性に人気。和モダンな客室と彩り豊かな会席が評判。
- 里湯昔話 雄山荘:物語をテーマにした宿。個性あるお部屋が魅力。
- 暖灯館きくのや:ペット同伴可能な宿。料理も高評価。
- びわこ緑水亭:全室レイクビュー。非日常感を味わいたいカップルにおすすめ。
👇ふるさと納税で大津市の宿泊クーポンをゲット👇
【ふるさと納税】滋賀県大津市対象施設で使える楽天トラベルクーポン
おごと温泉モデルコース(1泊2日)
1日目
- 午前:京都駅から湖西線でおごと温泉駅へ(約20分)
- 観光①(交通都市):比叡山延暦寺を参拝(ロープウェイまたは車)
- 昼食(グルメ①):京都・三条や山科で京風うどんランチ
- 午後:おごと温泉到着 → 浮御堂や琵琶湖畔を散策
- 観光②(温泉地):足湯カフェやおごと温泉観光公園でのんびり
- 夕方:宿にチェックイン → 温泉入浴
- 夕食(グルメ②):宿で近江牛と湖魚料理を堪能
2日目
- 早朝:宿の露天風呂で朝湯。琵琶湖の朝焼けを眺める。
- 朝食:地元食材を使った和朝食
- 午前:琵琶湖テラスまたは石山寺観光
- 昼食(グルメ③):大津で鴨南蛮そば or 湖魚定食
- 午後:京都または大阪方面へ 帰路または次の目的地へ
👉 「京都(交通都市)+おごと温泉(温泉地)+琵琶湖周辺(近郊観光地)」の組み合わせで、
“京文化と湖畔リゾート”を1泊2日で無理なく満喫できます。
おごと温泉FAQ(よくある質問)
- アクセス:JR湖西線「おごと温泉駅」下車、無料送迎バスまたは徒歩10分。
- ベストシーズン:春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪景色。
- 日帰り入浴:旅館の日帰りプラン・足湯公園で体験可能。
- 子連れ旅行:大型旅館が多く、家族でも安心。
- カップル旅行:琵琶湖ビューの露天風呂付き客室が人気。
- 所要日数:1泊2日で十分。2泊なら彦根や長浜まで足を延ばして。
まとめと関連リンク
おごと温泉は――
- 比叡山の霊湯として平安期に開かれた歴史ある温泉地
- 京都から20分、琵琶湖を望む絶好の立地
- 近江牛・湖魚・京料理といった上品な食文化
- 比叡山・琵琶湖・大津京を結ぶ「京近リゾート」の拠点
「京都の余韻を残したまま、琵琶湖の静けさに包まれる」――
それが、おごと温泉の旅の魅力です。
👉 関連記事はこちら:
- [湯けむり計画編|比叡の山と琵琶の湖“水と祈りの湯旅”]
- [【1泊2日モデルコース】おごと温泉 旅のしおり編]
- [おごと温泉 レビュー編|京の余韻と琵琶湖の光に包まれる癒しの宿]
- [おごと温泉 温泉キャラ図鑑編 ~琵琶湖の守り神・オゴトール~]
インスタグラムにも旅行の写真を掲載してみます。ご覧いただけたら嬉しいです。


コメント