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おごと温泉 レビュー編 ~京の余韻と琵琶湖の光に包まれる癒しの宿~

前回の「旅のしおり編」では、京都から比叡山・琵琶湖をめぐる1泊2日のルートをご紹介しました。
一方、この「レビュー編」では、実際の旅で感じた 京の雅(みやび)、琵琶湖の静寂、そしておごと温泉のぬくもり を追体験していただくことを目的としています。

この記事を読めば――

  • 京都の余韻をそのままに味わえる「おごと温泉」の魅力
  • 琵琶湖を望む絶景露天風呂の癒し
  • 湯元館で出会った、京会席と近江牛の上質な味わい
  • 比叡山と彦根城で感じた“歴史の深呼吸”

これらを五感とともに共有でき、「自分もおごと温泉に行ってみたい!」という気持ちがきっと芽生えるはずです。

👉 行程全体を知りたい方は、まず【おごと温泉 旅のしおり編】をご覧ください。


おごと温泉の歴史と逸話

おごと温泉は、比叡山延暦寺の開祖・最澄によって開湯されたと伝わる、千年以上の歴史を持つ古湯。
「比叡の湯」とも呼ばれ、かつては僧侶や貴族たちの湯治場として栄えました。
琵琶湖のほとりに位置し、湖面から立ち上る朝霧とともに湯けむりが漂う光景は、まさに“京の奥座敷”と呼ぶにふさわしい風情です。

感想:
京都駅を出て、伏見稲荷の朱色の鳥居をくぐった後に向かったおごと温泉。
夕暮れに琵琶湖の水面が金色に光り、湯宿の明かりがひとつ、またひとつと灯っていく――
「今日という一日を締めくくる場所が、ここでよかった」と心から思いました。


泉質レビュー:なめらか美人の湯(アルカリ性単純泉)

おごと温泉の湯は、pH9.0前後のアルカリ性単純泉。
無色透明で刺激が少なく、肌の角質をやさしく落とす“美人の湯”として知られています。
湯上がりの肌はしっとりすべすべ。思わず何度も手で触れたくなるほど。

感想:
夜、湯に身を沈めると、湯けむり越しに琵琶湖の街明かりがきらめきました。
お湯はとろりとしていて、肌を包み込むよう。
外の風は少し冷たく、湯のぬくもりがその分だけ愛おしく感じました。
“おごと”という名の通り、穏やかで語りかけるような湯でした。


ご当地グルメレビュー

感動の一品:京都駅「原了郭」のうどん

江戸時代から続く老舗「原了郭」で味わった京うどん。
透き通るような出汁の香りに、黒七味がふわりと香り、
京らしい繊細さと奥ゆかしさを感じる一杯でした。

感想:
口に含んだ瞬間、鰹と昆布の旨味が広がり、思わず息をつくほどの上品さ。
派手さはないのに、心が静かに整っていく――
“京都の昼”を象徴するような、優しい一杯でした。


滋賀の味覚:湯元館の会席料理

夕食は、近江牛と京野菜を組み合わせた創作会席。
滋賀の恵みを活かした一皿一皿が美しく、味わいにも深みがありました。
特に、近江牛のしゃぶしゃぶは、脂が軽やかで、舌の上でふわりと溶けていく上品な旨味。

感想:
湯上がりの身体で畳に座り、琵琶湖を望みながらの夕食。
ひと口ごとに“滋賀の四季”を感じるような会席でした。
地酒を合わせると、料理がさらに引き立ち、「旅の夜」がゆっくりと更けていきました。


宿泊レビュー:おごと温泉「湯元館」

歴史と由緒

琵琶湖を見下ろす高台に建つ名旅館「湯元館」。
創業から90年以上、近江の迎賓宿として多くの旅人をもてなしてきました。
湖の絶景と“なめらか美人の湯”が両立する、滋賀を代表する温泉宿です。

👉 【この宿の様子(写真)はこちら▶(楽天トラベル)

温泉

館内には複数の湯処があり、大浴場から露天風呂、貸切風呂まで多彩。
なかでも最上階の展望露天風呂は、湯けむりの向こうに琵琶湖が広がる絶景スポット。

感想:
夜の露天風呂で見た琵琶湖の月明かりは忘れられません。
湯面に映る光が揺らめき、まるで湖と空がひとつになったよう。
「湯に浸かることが祈りのように感じられる」――そんな言葉が自然に浮かびました。

料理

旬の京野菜や近江牛を中心にした会席料理。
器のひとつひとつに季節の彩りがあり、目にも舌にも美しい構成です。

感想:
特に印象に残ったのは、近江牛のしゃぶしゃぶと湯葉のお造り。
優しい味わいが湯上がりの体に染みわたり、
“京と滋賀の融合”を感じる上品な晩餐でした。

部屋

窓の外には琵琶湖が広がり、朝は湖面を渡る風とともに目覚めます。
障子越しの光がやわらかく、非日常の静けさに包まれる時間でした。


まとめ|おごと温泉のおすすめポイント

  • 千年の歴史をもつ“比叡の湯”で癒される美肌の湯
  • 琵琶湖を望む絶景露天風呂と、湯元館の洗練されたおもてなし
  • 京都・比叡山・彦根をめぐる、歴史と自然のバランス旅
  • 京会席×近江牛という“関西の粋”を味わう贅沢な夕食

おごと温泉は、**「京都の余韻に包まれる湯宿」**でした。
湯のやさしさ、湖の静けさ、そして心を解くようなおもてなし。
旅の終わりにここを選んで本当によかった――
そんな想いが湯けむりとともに胸に残りました。

👉 次回は【温泉キャラ図鑑編】。
今回の旅で特に印象に残った「琵琶湖の光と比叡の湯」をモチーフに、
おごと温泉のキャラクターを創作してみます。どうぞお楽しみに!


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