青森の奥座敷として親しまれる「浅虫温泉」。
海と山に囲まれた温泉街には、湯けむりと潮風が交じり合い、穏やかな時間が流れます。
地元では“東北の熱海”とも呼ばれ、温泉・グルメ・絶景が一度に楽しめる、青森を代表する名湯です。
この記事では、浅虫温泉の歴史や泉質、観光スポット、青森グルメ、宿泊、さらに1泊2日のモデルコースまでを詳しくご紹介。
読めば「浅虫温泉のすべて」がイメージでき、旅の計画が一気に具体化するはずです。
浅虫温泉の魅力と歴史
浅虫温泉の開湯は平安時代。修験僧がこの地で傷を癒す鹿を見て温泉を発見したと伝わります。
かつては麻を蒸す(あさむし)地名から「浅虫」と呼ばれ、江戸時代には津軽藩の湯治場として栄えました。
海沿いに温泉街が広がり、陸奥湾を望む露天風呂や足湯が点在。青森市中心部からも電車で30分というアクセスの良さで、観光と温泉の両方を気軽に楽しめるのが特徴です。
泉質レビュー:やさしい単純温泉
- 泉質:弱アルカリ性単純温泉
- 浴感:やわらかく無臭で入りやすい。肌にしっとり感が残る。
- 効能:神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復、美肌効果
透明な湯はクセがなく、長湯にもぴったり。
朝夕で変わる陸奥湾の景色を眺めながら湯に浸かれば、心まで解きほぐされます。
👉 実際の体験は[浅虫温泉 レビュー編|雪景色に包まれた海辺の湯と豪快マグロ丼]をご覧ください。
浅虫温泉街歩き・観光おすすめスポット
- 浅虫水族館:東北最大級の水族館。イルカショーは必見。
- 湯ノ島:温泉街の沖合に浮かぶ小島。遊覧船やカヤックでアクセス可能。
- サンセットビーチあさむし:夕暮れ時の絶景スポット。夏は海水浴も。
- ねぶたの家 ワ・ラッセ:青森駅前。ねぶた文化を体感できる人気施設。
- 八甲田ロープウェイ:温泉から車で1時間。四季折々の山岳景観が楽しめる。


浅虫温泉のご当地グルメ
青森の豊かな海と山に育まれた食文化を味わえるのも浅虫の魅力。
- マグロ丼(鶴亀屋食堂):青森名物の超豪華マグロ丼。新鮮な赤身と中トロを豪快に盛り付け。
- 味噌カレー牛乳ラーメン(味の大西):青森ご当地麺の代表格。まろやかなスープがクセになる。
- ほたて料理:陸奥湾産ほたての炭火焼きやバター焼き。
- 青森りんごスイーツ:アップルパイやソフトクリームが人気。
- 地酒「田酒」や「豊盃」:青森を代表する銘酒は旅の夜のお供に最適。


浅虫温泉のおすすめ旅館・ホテル
- 辰巳館:陸奥湾を望む老舗旅館。海鮮会席と家庭的なもてなしが人気。
- 南部屋・海扇閣:最上階の展望露天風呂からの眺望が圧巻。津軽三味線の生演奏も。
- ホテル秋田屋:海一望の露天風呂と新鮮な海鮮料理が評判。
- 椿館:文豪・太宰治ゆかりの宿。文学と温泉を同時に楽しめる。
- 浅虫さくら観光ホテル:夕陽が美しい絶景の宿。
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浅虫温泉モデルコース(1泊2日)
1日目
- 午前:東京駅から新幹線はやぶさで新青森へ(約3時間半)
- 観光①(交通都市):松本清張記念館や青森ベイブリッジ散策
- 昼食(グルメ①):青森市内で味噌カレー牛乳ラーメンランチ
- 午後:青森駅から奥羽本線で浅虫温泉へ(約30分)
- 観光②(温泉地):浅虫水族館・湯ノ島・海辺の足湯を楽しむ
- 夕方:旅館にチェックイン → 海を眺めながら入浴
- 夕食(グルメ②):宿で陸奥湾ほたてやマグロを使った海鮮会席
2日目
- 早朝:展望風呂で朝湯
- 朝食:宿で和定食(青森りんごジュース付き)
- 午前:青森駅へ戻り、「A-FACTORY」でお土産・りんごスイーツショッピング
- 昼食(グルメ③):鶴亀屋でマグロ丼を満喫
- 午後:新青森駅から新幹線で帰路または次の目的地へ
👉 「青森市(交通都市)+浅虫温泉(温泉地)+A-FACTORY(近郊観光地)」の組み合わせで、グルメ・温泉・景観のすべてを網羅できます。
浅虫温泉FAQ(よくある質問)
- アクセス:青森駅から電車で約30分。車なら青森ICから20分。
- ベストシーズン:春~秋は海辺散策、冬は雪見風呂。四季折々で魅力あり。
- 日帰り入浴:ホテルや公衆浴場「浅虫温泉ゆ~さ浅虫」で可能。
- 子連れ旅行:水族館や海辺公園が充実。ファミリーにおすすめ。
- カップル旅行:夕景の露天風呂や夜の海沿い散歩がロマンチック。
- 所要日数:1泊2日で十分。2泊なら八甲田や十和田湖観光もおすすめ。
まとめと関連リンク
浅虫温泉は――
- 平安期から続く歴史ある“青森の奥座敷”
- 透明で肌にやさしい単純温泉
- マグロ丼や味噌カレー牛乳ラーメンなど青森グルメが集結
- 水族館・海辺の足湯・絶景露天と魅力満載
「海を眺め、北国の湯に浸かり、青森の味を堪能する」――それが浅虫温泉の旅の醍醐味です。
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