前回の「旅のしおり編」では、鹿児島中央から指宿までのアクセスや、砂むし風呂・黒豚料理を効率よく楽しめる行程をご紹介しました。
一方、この「レビュー編」では、実際の旅で感じた感動や情景を追体験していただくことを目的としています。
この記事を読めば――
- 指宿名物「砂むし風呂」の不思議な心地よさ
- 白水館の宿泊体験と黒豚しゃぶしゃぶの美味しさ
- 鹿児島ならではのご当地グルメ(黒豚・しろくま・いぶたまサンド・ざぼんラーメン)
を五感とともに共有でき、「自分も指宿に行ってみたい!」という気持ちが自然と膨らむはずです。
👉 行程全体を知りたい方は、まず【指宿温泉 旅のしおり編】をご覧ください。
指宿温泉の歴史と魅力
薩摩半島の南端に位置する指宿温泉は、日本でも珍しい“砂むし風呂”で有名。古くは江戸時代から湯治場として栄え、今もなお全国から観光客を集めています。
地熱で温められた砂に身を横たえ、じんわりと温まる体験は、ここでしかできない唯一無二のものです。
感想:初めて砂に体を埋められた瞬間、「これが指宿か!」と声が出そうになりました。重みと温かさが同時にのしかかる不思議な感覚。心臓の鼓動が砂の温もりとシンクロしていくようで、まるで大地に抱かれている気分でした。


ご当地グルメレビュー
昼食(1日目):鹿児島中央「大山」
黒豚料理専門の名店。とんかつはサクッと軽やかな衣に、噛むと肉汁があふれるジューシーさ。黒豚ハンバーグも旨味がぎゅっと詰まり、鹿児島グルメの底力を感じました。


おやつ:「しろくま」
ホテルチェックイン後に味わった鹿児島名物かき氷。山盛りの氷に練乳がたっぷりかかり、フルーツや小豆が彩りを添えます。温泉前にひんやりとした甘味でリフレッシュできました。

夕食(白水館):黒豚しゃぶしゃぶ中心の会席料理
湯けむりに包まれた後の食事は格別。黒豚の柔らかさと出汁の上品な旨味が調和し、体の奥からじんわりと満たされる感覚でした。地元の魚介や旬菜も繊細に盛り付けられ、一品ごとに薩摩の風土を感じられる食卓でした。

朝食(2日目):白水館
薩摩らしい和定食。きびなごや地元野菜のお惣菜が並び、朝からしっかりエネルギーチャージできました。
特急「指宿のたまて箱」での軽食:いぶたまサンド
鹿児島中央へ向かう帰路で購入。ふわふわのパンに地元食材を挟んだ特製サンドは、観光列車ならではの特別感がありました。窓の外に広がる錦江湾を眺めながら頬張るサンドは、旅の余韻をより一層引き立ててくれました。



昼食(2日目):ざぼんラーメン
老舗の鹿児島ラーメン。豚骨ベースのスープは見た目よりもあっさりで、たっぷりの野菜が加わることで奥行きのある味に。旅の締めとしてぴったりの一杯でした。
宿泊レビュー:白水館
歴史と由緒
指宿温泉を代表する老舗旅館。館内には大浴場「元禄風呂」があり、江戸時代の銭湯文化を再現した豪華な造りは圧巻。昭和から続く格式と、現代的な快適さが融合した空間は、まさに温泉テーマパークのようでした。

温泉
名物「砂むし風呂」に加え、源泉かけ流しの大浴場や露天風呂も完備。朝は柔らかな光に包まれながら湯浴みでき、海風が頬を撫でる心地よさに癒やされました。
部屋
広々とした和室からは庭園が見渡せ、夜は静寂に包まれてぐっすり眠れました。
感想:白水館に泊まると、「温泉に入る」だけではなく「温泉文化に触れる」体験ができました。砂に包まれ、湯に浸かり、薩摩の美食を味わう――そのすべてが一体となって心に残る贅沢な一夜でした。

📝 まとめ|指宿温泉のおすすめポイント
- ここでしか体験できない「砂むし風呂」で心身ともにデトックス
- 黒豚しゃぶしゃぶやしろくま、いぶたまサンド、ざぼんラーメンなど多彩な鹿児島グルメ
- 歴史と格式ある宿「白水館」で過ごす特別な時間
指宿温泉は、「唯一無二の体験」と「鹿児島の味覚」がぎゅっと詰まった温泉地。アクセスも良く、短期間で濃密な思い出を作れる旅先でした。
👉 次回は【温泉キャラ図鑑編】。今回の旅で特に印象に残った「砂むし風呂と黒豚しゃぶしゃぶ」をモチーフに、指宿温泉のキャラクターを創作してみます。どうぞお楽しみに!
インスタグラムにも旅行の写真を掲載してみます。ご覧いただけたら嬉しいです。
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