富山湾の海辺に広がる氷見。冬の寒ブリを筆頭に、四季折々の魚介が水揚げされる“食の宝庫”として名高い町です。
そんな氷見の海沿いに点在する「氷見温泉郷」は、立山連峰を望む絶景の露天風呂と、新鮮な魚介を堪能できる宿が魅力。温泉とグルメを一度に楽しめる贅沢な温泉地です。
この記事では、氷見温泉の歴史や泉質、観光スポット、富山グルメ、宿泊、さらに1泊2日のモデルコースまでを詳しくご紹介。
読めば「氷見温泉のすべて」がイメージでき、旅の計画がぐっと具体的になるはずです。
氷見温泉の魅力と歴史
氷見温泉郷は、富山湾に面した海辺の温泉群。昭和以降に旅館街として整備されましたが、歴史は古く、漁師たちが漁の合間に海岸の湯を利用していたと伝えられています。
最大の特徴は「立山連峰を海越しに眺める絶景」。
冬の澄んだ空気の日には、海の向こうに白雪をいただく立山がそびえ、その景観は“世界で最も美しい湾クラブ”にも選ばれた富山湾ならではの光景です。
温泉街は規模こそ大きくないものの、“漁港の町に泊まり、湯と魚を味わう”という体験が旅人を惹きつけています。
泉質レビュー:ナトリウム-塩化物泉
- 泉質:ナトリウム-塩化物泉
- 浴感:少し塩味を感じる湯で、肌にしっとり感が残る。保温効果が高い。
- 効能:冷え性、神経痛、関節痛、疲労回復
湯上がりに海風に当たっても湯冷めしにくいのが特徴。
👉 実際の宿泊体験は[氷見温泉 レビュー編|寒ブリの旨味と海辺の名湯、金沢散策の余韻]をご覧ください。
氷見温泉街歩き・観光おすすめスポット
- 氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」:新鮮な魚介や土産が揃う人気スポット。温泉施設も併設。
- 氷見漁港:ブリの競り見学が可能(早朝)。冬の風物詩。
- 雨晴海岸:義経伝説が残る景勝地。海越しの立山連峰は必見。
- 藤子不二雄Ⓐまんがワールド:氷見出身の漫画家ゆかりのスポット。街中にキャラクター像が点在。
- 氷見市潮風ギャラリー:忍者ハットリくんなど、まんが文化を紹介する施設。

氷見温泉のご当地グルメ
- 寒ブリ料理:氷見の代名詞。刺身、ぶりしゃぶ、照り焼き、寿司など冬限定の絶品。
- 氷見うどん:手延べ製法でコシが強く、つるりとした喉ごし。全国的に有名。
- 白えび料理:富山湾の宝石と呼ばれる。天ぷらやかき揚げが人気。
- ベニズワイガニ:富山湾の冬の味覚。地元旅館や市場で堪能可能。
- 富山湾寿司:旬の地魚を楽しめる贅沢な寿司。
👉 提供例:氷見漁港周辺の食堂、ひみ番屋街、温泉旅館の夕食で味わえます。


氷見温泉のおすすめ旅館・ホテル
- 氷見温泉郷 うみあかり:全室オーシャンビュー。夕食の海鮮会席が人気。
- 氷見グランドホテルマイアミ:露天風呂から富山湾の絶景を望む宿。
- 永芳閣:氷見温泉を代表する老舗旅館。富山湾と立山の眺望が圧巻。
- ルートイングランティア氷見:ビジネスにも便利な温泉ホテル。
- 民宿・漁師宿:港町ならではのアットホームな滞在も魅力。
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氷見温泉モデルコース(1泊2日)
1日目
- 午前:新幹線で新高岡駅へ(東京から約3時間)
- 観光①(交通都市):高岡大仏や瑞龍寺を見学
- 昼食(グルメ①):高岡で氷見うどん or 富山湾寿司
- 午後:車またはバスで氷見へ移動(約40分)
- 観光②(温泉地):ひみ番屋街で市場散策&温泉入浴
- 夕方:旅館にチェックイン → 海辺の露天風呂
- 夕食(グルメ②):宿で寒ブリやベニズワイガニを堪能
2日目
- 早朝:漁港でブリの競りを見学(冬季)
- 朝食:宿で新鮮な魚介を使った和朝食
- 午前:雨晴海岸へ(車で約30分)、立山連峰の絶景を眺望
- 昼食(グルメ③):氷見漁港周辺で海鮮丼や白えび天丼
- 午後:新高岡駅へ戻り、帰路または次の目的地へ
👉 「高岡(交通都市)+氷見温泉(温泉地)+雨晴海岸(近郊観光地)」の組み合わせで、歴史・海・食をバランスよく体験できます。
氷見温泉FAQ(よくある質問)
- アクセス:新高岡駅から車で約40分。富山駅からも約1時間。
- ベストシーズン:冬の寒ブリが最盛期(11月~2月)。春~秋も海越しの立山が美しい。
- 日帰り入浴:ひみ番屋街や宿の日帰りプランで可能。
- 子連れ旅行:市場や漫画ワールドなど子どもも楽しめるスポットあり。
- カップル旅行:海辺の露天風呂付き客室が人気。
- 所要日数:1泊2日で十分。2泊なら富山や金沢と周遊がおすすめ。
まとめと関連リンク
氷見温泉は――
- 富山湾越しに立山連峰を望む絶景の温泉地
- ナトリウム泉で湯冷めしにくい“海辺の湯”
- 冬の寒ブリを筆頭に四季の海鮮料理が揃う食都
- 漁港・市場・歴史観光と組み合わせて楽しめる旅先
「湯に浸かり、海を見て、魚を味わう」――それが氷見温泉の魅力です。
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