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伊香保温泉 レビュー編 ~紅葉の河鹿橋と黄金の湯・白銀の湯を満喫~

群馬を代表する名湯・伊香保温泉。
「石段街を歩いてみたい」「紅葉の名所を訪れたい」「黄金の湯と白銀の湯の違いを知りたい」――そんな方に向けた体験レビューです。

本記事では、伊香保温泉の歴史や泉質、紅葉シーズンの街歩き、ホテル木暮での宿泊体験、さらに名物のご当地グルメまでをご紹介。
読めば、秋の伊香保旅行でどんな景色や体験に出会えるのかがイメージできるはずです。

👉 行程全体を知りたい方は、まず【伊香保温泉 旅のしおり編】をご覧ください。


伊香保温泉の歴史と逸話

万葉集にもその名が登場する伊香保は、古くから人々に親しまれてきた名湯。戦国時代には武田信玄の隠し湯としても利用され、江戸時代には湯治場として多くの人で賑わいました。与謝野晶子や竹久夢二などの文人墨客も訪れ、文化と歴史の薫りが今も残ります。

また、伊香保は「温泉まんじゅう発祥の地」とも言われています。名物の「湯乃花饅頭」は石段街の定番土産で、今も観光客に愛されています。

感想:石段を登りながら「もしかしたら自分のご先祖さまも、同じようにこの道を歩いて温泉に浸かっていたのかもしれない」と思うと、不思議なロマンを感じました。温泉まんじゅうを頬張りながら眺めた石段街の風景は、何百年もの歴史がつながっていることを実感させてくれるものでした。


泉質と湯めぐり

伊香保では2種類の泉質を楽しむことができます。

黄金の湯

茶褐色で鉄分を多く含む泉質。体が芯から温まり、湯上がり後もぽかぽか感が持続します。

白銀の湯

無色透明でやわらかな泉質。肌に優しく、すっきりとした感覚が特徴です。

感想:夕暮れ時に黄金の湯に浸かると、湯面が夕日の光を反射して金色に輝き、体だけでなく心までじんわり温まるようでした。翌朝の白銀の湯は、清らかな水に包まれるような軽やかさで、旅の始まりにふさわしい爽快感を与えてくれました。


街歩きと紅葉の景観

伊香保といえば象徴的なのが365段の石段街。登りながら土産店や射的場をのぞき、最上段にある伊香保神社で参拝。さらに奥へ進むと紅葉の名所「河鹿橋」が現れます。朱色の橋と真紅のモミジが重なり合う景色は圧巻。秋には夜間ライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。

感想:昼の河鹿橋は鮮やかな赤と緑のコントラストが美しく、シャッターを切る手が止まらないほどでした。けれど夜に訪れると、川面に映る紅葉とライトアップされた橋が揺らめき、まるで異世界に迷い込んだよう。川のせせらぎだけが響く中で立ち尽くし、旅の時間が止まったかのように感じました。

そして伊香保の街歩きで面白いのは、風情ある景観の中に時折「イニシャルD」の世界観が顔を出すこと。石段街の土産屋や看板の片隅に、あの有名なとうふ店やキャラクターがひょっこり現れ、しっとりとした雰囲気の中にもユーモアを感じさせてくれます。


ご当地グルメ 感動の一品:水沢うどん

伊香保に来たら必ず味わいたいのが「水沢うどん」。讃岐・稲庭と並ぶ「日本三大うどん」のひとつで、透明感のある麺と強いコシが特徴です。

籠盛りで提供された冷たいうどんは、胡麻だれと醤油だれでいただきます。舞茸の天ぷらを添えた一皿は、見た目も香りも食欲をそそりました。

感想:箸で持ち上げた瞬間、光を透かすような麺に思わず見惚れました。一口すすると、もっちりとした歯ごたえとつるんと喉を通る軽やかさに感動。胡麻だれの香ばしさと舞茸天ぷらのサクサク感が重なり、旅の中で一番記憶に残ったご当地グルメになりました。

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そのほかの群馬グルメ

  • 上州牛:ホテル木暮のしゃぶしゃぶは肉質が柔らかく、口の中でとろける贅沢な味わい。
  • おっきりこみ:幅広の麺を野菜と煮込んだ郷土料理。ほっとする温かさで、秋の旅にぴったりでした。
  • 湯乃花饅頭:伊香保名物のお土産。ふっくらした黒糖まんじゅうの甘さが、散策の疲れを癒やしてくれます。

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宿泊体験:ホテル木暮

歴史と由緒

ホテル木暮は、伊香保温泉を代表する大型旅館のひとつ。その起源は江戸時代の湯宿にまで遡り、長らく伊香保の温泉文化を支えてきました。
近代に入り、規模を拡張しながら現代的な設備を整え、今では伊香保最大級の自家源泉量を誇る宿として知られています。
「黄金の湯」「白銀の湯」の両方を引き込み、旅館というより「温泉のテーマパーク」のような存在。古き湯宿の精神を受け継ぎつつ、時代に合わせて進化してきた歴史そのものが、宿泊体験を特別なものにしています。


温泉

4本の自家源泉を持ち、20以上の湯船を備える大浴場は、まるで迷宮のよう。
庭園露天風呂から眺める紅葉は格別で、黄金の湯と白銀の湯を入り比べできるのもここならでは。

料理

夕食は上州牛のしゃぶしゃぶを中心に、群馬の郷土料理「おっきりこみ」や秋のきのこ料理が並び、地元食材の魅力を堪能。歴史ある宿らしい格式と、現代的なアレンジが融合した献立でした。

部屋

広めの和洋室に宿泊。窓の外には紅葉に染まった山並みが広がり、ただ眺めているだけで心が癒やされます。
館内は落ち着いた雰囲気で、歴史の重みを感じさせつつも快適に過ごせるよう配慮されています。


感想
特に印象的だったのは早朝の露天風呂。まだ澄んだ朝の空気の中、湯気の向こうに紅葉が朝日に照らされ、ゆっくりと色を変えていく瞬間。鳥のさえずりが響き渡り、「この時間が永遠に続けばいい」と思うほどの心地よさでした。
また、宿の歴史を知ったことで「何百年も前から、この地を訪れた人々も同じ湯に浸かり、同じ山並みを眺めてきたのだ」と想像でき、時間を超えたつながりを感じられる体験となりました。


まとめ|伊香保温泉のおすすめポイント

伊香保温泉は歴史、泉質、街歩き、ご当地グルメ、宿泊体験のすべてがそろった名湯。訪れるなら、ぜひ以下の3つを体験してほしいです。

  1. 黄金の湯と白銀の湯の入り比べで泉質の違いを楽しむ
  2. 昼と夜で表情を変える紅葉の河鹿橋+街角に潜む「イニシャルD」探し
  3. 水沢うどんをはじめとした群馬のグルメと、宿での上州牛料理

秋の伊香保は、心と体を潤す「大人の紅葉旅」にぴったりでした。

そして次回は、温泉キャラ図鑑編
今回の旅で特に印象に残ったものをモチーフに、伊香保温泉のキャラクターを創作してみます。どうぞお楽しみに!

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